馬頭型機械式甲冑
2017.08.07 Mon
二つに分断された世界。
優秀な者とそうでない者。
上の世界と下の世界。
あの事件がきっかけで、母、兄、私の家族全員が上の世界から下の世界に追放された。
文明レベルも数十年遅れている下の世界。環境汚染、貧富の格差、最悪な治安・・・
生活が一変した。
下の世界に来て8年経った頃、プライマリースクールのテストの結果がきっかけで私だけが上の世界に戻ることができた。
母と兄を置き去りにして、自分だけが上の世界に戻ることに対して心が痛むことはなかった。
一日も早く貧困でこの汚い毎日から抜け出したかったから。
後でわかったことだが、血筋やDNA、知能検査での結果で乳幼児のうちから下に追いやられる人間、私のように「何かのきっかけ」で上に償還される事例もあるらしい。(満14歳までだが)
上の世界にきて10年程経ち、私は世界を守る組織のエージェントの職に就いていた。
置き去りにしてきた家族のことなど完全に忘れていた私に、奇妙なミッションが下った。
ある男の抹殺指令。
記憶の中の面影よりも大人びた兄だった男が指令書には映っていた。
その男はいずれ上の世界に転覆を及ぼすような組織を構成する危険性がある。ということだった。
生き別れになった実の妹に殺されるテロリスト。
上の人間が考えそうな下劣で安っぽいシナリオだ。
戦いの勝利の象徴と称えられている、軍馬をモチーフにした機械式甲冑(パワードスーツ)、諸々のミッションパックをトランスポーター積み込み、上の世界と下の世界をつなぐ巨大エレベーターに乗り込んだ・・・
馬頭型機械式甲冑
なが〜い書き出し失礼しました。
ある日、作業部屋に遊びにきた模型友達が壊れまくって再生待ちの過去作品を見つけては、
「もったいないから、キチンと再生させなよ〜」
っと言ってくれたタイミングと、自分的にもいつかは直したい(改造したいw)とかんがえていたタイミングが一致したので、15年前の自分と向き合う覚悟を決めた訳です。


よくなんで馬なの?ってよく聞かれますが、チェスのナイトの駒が馬頭で戦士とか、戦神のイメージがあって勇ましくカッコいいと思ったからです。

背中の後光?みたいなユニット一式は光の膜がみよぉ〜んってなってるのを絵的に表現したかったものです。
15年まえの完成時には付いてなかった装備です。
なんとなく神様的になってしまったのも、うまく転がってくれたみたいです。

調子に乗って自作シールも作って貼ってみました。
甲冑装着してても素手でも強いよ!って威嚇的マークですw

広い面積を筆でタッチをいれるのは、オモシロくてなかなか止め時がわからなくなるのが沼です。


色々としんどかった時代の作品とは向き合うのは苦しかったのですが、最近になってからでしょうか。昔の作品と向き合える肝が据わってきたのは。
とは言いつつも、再生作業中は「うわ!昔のワシひどい!」「何ココ?ダサ!最初から作り直したい!」とか心にグサグサ刺さりながらの作業でした。
何年経っても出来はどうあれ自分の作品はかわいいものだな。となかなかの過保護モデリングでした(笑)
優秀な者とそうでない者。
上の世界と下の世界。
あの事件がきっかけで、母、兄、私の家族全員が上の世界から下の世界に追放された。
文明レベルも数十年遅れている下の世界。環境汚染、貧富の格差、最悪な治安・・・
生活が一変した。
下の世界に来て8年経った頃、プライマリースクールのテストの結果がきっかけで私だけが上の世界に戻ることができた。
母と兄を置き去りにして、自分だけが上の世界に戻ることに対して心が痛むことはなかった。
一日も早く貧困でこの汚い毎日から抜け出したかったから。
後でわかったことだが、血筋やDNA、知能検査での結果で乳幼児のうちから下に追いやられる人間、私のように「何かのきっかけ」で上に償還される事例もあるらしい。(満14歳までだが)
上の世界にきて10年程経ち、私は世界を守る組織のエージェントの職に就いていた。
置き去りにしてきた家族のことなど完全に忘れていた私に、奇妙なミッションが下った。
ある男の抹殺指令。
記憶の中の面影よりも大人びた兄だった男が指令書には映っていた。
その男はいずれ上の世界に転覆を及ぼすような組織を構成する危険性がある。ということだった。
生き別れになった実の妹に殺されるテロリスト。
上の人間が考えそうな下劣で安っぽいシナリオだ。
戦いの勝利の象徴と称えられている、軍馬をモチーフにした機械式甲冑(パワードスーツ)、諸々のミッションパックをトランスポーター積み込み、上の世界と下の世界をつなぐ巨大エレベーターに乗り込んだ・・・
馬頭型機械式甲冑
なが〜い書き出し失礼しました。
ある日、作業部屋に遊びにきた模型友達が壊れまくって再生待ちの過去作品を見つけては、
「もったいないから、キチンと再生させなよ〜」
っと言ってくれたタイミングと、自分的にもいつかは直したい(改造したいw)とかんがえていたタイミングが一致したので、15年前の自分と向き合う覚悟を決めた訳です。


よくなんで馬なの?ってよく聞かれますが、チェスのナイトの駒が馬頭で戦士とか、戦神のイメージがあって勇ましくカッコいいと思ったからです。

背中の後光?みたいなユニット一式は光の膜がみよぉ〜んってなってるのを絵的に表現したかったものです。
15年まえの完成時には付いてなかった装備です。
なんとなく神様的になってしまったのも、うまく転がってくれたみたいです。

調子に乗って自作シールも作って貼ってみました。
甲冑装着してても素手でも強いよ!って威嚇的マークですw

広い面積を筆でタッチをいれるのは、オモシロくてなかなか止め時がわからなくなるのが沼です。


色々としんどかった時代の作品とは向き合うのは苦しかったのですが、最近になってからでしょうか。昔の作品と向き合える肝が据わってきたのは。
とは言いつつも、再生作業中は「うわ!昔のワシひどい!」「何ココ?ダサ!最初から作り直したい!」とか心にグサグサ刺さりながらの作業でした。
何年経っても出来はどうあれ自分の作品はかわいいものだな。となかなかの過保護モデリングでした(笑)
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